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キャンディーズ解散の真相とスーちゃんの復活 [オヤジの独り言編]

スーちゃんネタで怒涛の三連だーーーーん!!!!

今日もまたスーちゃんになってしまったどーーー。

ということで、TBSでスーちゃんの特番をやっていて、途中から見た。

いくつか新しい発見があった。

キャンディーズは、1978年に普通の女の子に戻りたいと引退して、その2年後、スーちゃんは復帰する。(結局三人とも復帰するが・・・)

欽ちゃんと一緒に出た復帰会見では、やはり記者から「普通の女の子には戻れなかったのか」と突っ込まれていた。


▼キャンディーズ引退の背景

2008年の欽ちゃんとの番組の中で、家族が入退院を繰り返していて、弟が特に重病だったから看病するために引退したというニュアンスがあった。

・参照動画:『田中好子さん2008年』



この中で、骨肉種で病床にあった6つ下の弟に、「やっぱりテレビでお姉ちゃんを見たほうが勇気づけられる」と言われ、欽ちゃんに相談したということだ。

その欽ちゃんとも、以前からの知り合いでも何でもなく、ミキちゃんの家が欽ちゃんと同じ世田谷で、欽ちゃんの本を読んで話してみたかったということで、突然、家を訪ねてチャイムを鳴らしたら、ちょうど在宅していて家にあげてもらったということだ。
欽ちゃんが、「弟がそう言ってるなら、テレビに出て1番になって弟を元気づけてやりなさいよ」と押されて、復帰を決意して欽ちゃんの番組に出ることになる。

1989年『黒い雨』でブルーリボン賞の最優秀女優賞などをはじめ賞を総なめにして、その一つの授賞式で欽ちゃんと一緒になり、「これで弟も喜ぶね」と言われるが、その時、弟はすでに他界していた。

うれし涙が悲しみの涙になってしまったようだ。

1977年7月に日比谷の野音で、スタッフも事務所も誰も知らない中で、キャンディーズの三人はコンサートで最後の曲が終わると解散宣言をしてしまう。
その場にいた当時ディレクターだった松崎澄夫氏は、彼女らの言葉を消さなきゃいかんと、バックバンドに演奏をしろと言うが、彼らも動揺して音が出なかったとのことだ。

所属の渡辺プロダクションの誰にも知らせなかったが、唯一、レコード会社CBSソニーの稲垣氏にだけ、コンサートの一週間前に、「解散する」と電話で伝えてきて、説得するができなかったと後ほど語っている。

この野音での解散宣言でランちゃんが言った内容が印象に残った。

「私たちは人の目のとどかないところで孤独と闘いながら生きていきます。普通の女の子に戻ります」

普通の女の子・・・は有名だが、人目をはばかって・・・孤独と・・・は彼女らには不似合な言葉だと思った。

まあ、解散の真相というと賑々しいが、これは、思春期に芸能界のような特殊な世界にいると、よくある単純なことだと思う。

普通の同年代の子供の生活が羨ましくなり、一番大きくて代表的なのが、自由に恋愛もできない、ということだろう。

最後の後楽園球場での解散コンサートでは、この時のためにずっと考えてきたセリフとして次のように語っている。

「わたしたちは本当にしあわせでした」

この言葉は今回のスーちゃんの言葉に通じる。


▼復活の意味

スーちゃんが復帰の年、最初に出演したドラマで夏目雅子と共演し、その後もずっと親友としてつきあうことになる。

そして5年後に、夏目雅子が急性白血病で亡くなってしまう。

スーちゃんの葬儀で、自分の言葉で「私は復活する」というフレーズが出てくる。

縁あって夏目雅子のお兄さん、小達一雄氏と結婚するが、1993年に彼女の遺産をもとに、難病の子供たちのために「ひまわり募金」を設立している。

その時に、スーちゃんは「これで雅子ちゃんは復活したね」と言ったということだ。

TBSの特番で小達氏は、なるべく早い段階でスーちゃんの基金を作りたいとして、次のように語っている。

「一人でも多くの元気な方々と社会福祉の新しい形をを考えてみたい」

「家内は復活したいと切にに願っていた。被災者のお役に立てるようなものを考えていきたい」

また彼女自身も「天国で被災された方のお役にたちたいと思っています。それが私の役目だと思います」と言っている。

この基金でスーちゃんは復活することになる。

テープにメッセージを吹き込んだ理由をご主人が次のように語っていた。

彼女が「自分は本当に幸せな人生を歩めた」と言い、「人に恵まれ環境に恵まれ、一人でも多くの人にお礼が言いたい」

と言ったので、「じゃあテープでとろうということになった」とのことだ。

●田中好子さんからのメッセージ (2011年03月29日録音)




▼最後の曲

先回のエントリーで

≪いくつかの線が紆余曲折しながらも一点で交差した、という感覚があり、一つのメッセージになっていたように思う。≫

と書いたが、その線が今日またいくつかみつかり、やはり一点で交差していたと思った。

知らなかったが、出演した映画で、万田邦敏監督『ありがとう』という映画があり、これは阪神淡路大震災で地元の復興に活躍した夫婦を描いているということだ。

ここでもまた交差している。

●映画『ありがとう』舞台挨拶in神戸三宮
http://bit.ly/mM0IbX

TBSの特番で、解散コンサートの最後の曲は『微笑み返し』だと思っていたけど『つばさ』というランちゃんの作詞の曲だったことがわかった。

キャンディーズ / つばさhttp://www.youtube.com/watch?v=fipm5y12xyU



この曲を聞いたときに何かを思い出すように湧いてきたが、事柄ではなく、ある感情みたいなもので、それは自分のものではないものだった。

なんとも言えない切ないものと同時に、暗闇の中で明かりが見えないが、とにかく一歩を踏み出そうとしている意志みたいなものも感じた。。

●キャンディーズ感動の名場面最後の言葉
http://youtu.be/M5peq5OZfdI

スーちゃんの強い意志と思いが伝わってきたのかもしれない。

今頃は、大震災で亡くなられた方々を癒しているのかもしれない。

2011年4月21日永眠

7月に復活か?!

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